こんにちは。銀座のパーソナルトレーニングスタジオ「フィジカルラボ銀座」の川越です。
コロナ禍をきっかけに健康意識が高まり、運動する方も増えたかと思います。ただ、何をやったら良いのか、健康のためには何を意識すべきなのかなどを疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、健康目的のために身体づくりをする場合は、どんなことを意識したら良いのかをご説明させていただきます。
健康を目的とした場合に考えるべきこと
健康でいるためには、まずは運動を習慣づけることが重要なので、好きなことや続けられそうなことから始めるのが良いかと思いますが、より充実した健康目的の身体づくりを行うとしたら「健康的な身体とはどんな身体か」を明確にしておくことが重要です。
人によって「健康的な身体」の捉え方は異なるかもしれませんが、基本的には「ケガや病気などなく、自立した生活を送れる身体」になるかと思います。
上記のような身体を維持するために重要な要素は以下になります。
- 正しい姿勢でいること
- 機能的な動きであること
- バランス感覚があること
- パワー（筋力×スピード）
- 体組成に問題がないこと
機械が正しく機能するためにはまずは適切な形をしていることが必要ですが、人体も同じく、関節や筋肉などに負担がかからずに、かつ効率的な動きを行うためにはまず正しい姿勢でいることが必要となります。
ですが、姿勢が良いだけでは機能的な動きが行えるとは言い切れません。
股関節の使い方や肩関節の動かし方など、あらゆる動きに伴い、それぞれの関節や筋肉が適切に働くことも重要です。
そのためには柔軟性や筋力も必要となります。
柔軟性の低下がある場合は柔軟性トレーニングを行い、筋力不足がある場合は筋力トレーニングをまずは部位ごとに行いましょう。
また、部位ごとのトレーニングだけでは適切な動作の習得が難しいこともあるため、全身の協調性を高めるトレーニングも同時に行えることが望ましいです。
バランスは片脚立ちになったときなどの平衡感覚のことについてです。
歩行、靴下などの着脱、階段の昇り降りなどがバランスを必要とする動きでイメージしやすいと思いますが、その他にもすべての動作にバランス（重心）の取り方は必要になります。
パワーは素早い動きや大きな力を発揮する能力のことをいいます。
何も運動をしていなければ加齢と共にパワーの能力は30歳頃から低下すると言われています。
そうすると動きが遅くなることやとっさの動きに反応ができなくなっていきます。
そのため、健康的な身体でいる為には素早い力の発揮や大きい力を出せるようにするためのトレーニングも大切かと思います。
最後の「体組成に問題がないこと」については体重や体脂肪率、筋肉量などのことです。
体重が軽すぎることや体脂肪が多いことなどは病気などのリスクも高まり、健康的ではないことが想像できるかと思います。
標準体重はBMIを用いて確認することが一般的で、数値としては18.5~25未満が健康的な値と言われています。
適正体重の計算方法は、適正体重＝（身長m）2×22となり、身長170cmの人の場合、1.7の2乗×22＝63.58kgが適正体重となります。
体脂肪率や筋肉量などはフィジカルラボ銀座ではinbodyを用いて測定しています。パーソナルトレーニングでも毎回計測可能です！
こちらの改善には、例えば筋肉量が少なければタンパク質の摂取を増やすことや筋肉量を増やすためのトレーニングを行い、体重を減らす必要があればカロリー収支のコントロールが必要となります。
以上に述べてきたことが健康を目的としたときに考えて頂きたい内容になります。
でも実際にどのような取り組みをしたら良いのだろう…と思われるかと思うので、例をあげてみます！
40歳男性、軽度肥満（適正体重より6kg重い）、猫背姿勢で背中の硬く、片脚立ちですぐにバランスを崩してしまう。
以上のような方の場合、以下のような取り組みが一つの例として挙げられます。
1日30分のウォーキング、1日全体で今までの摂取カロリーよりお茶碗1杯分減らす、週に2回、1回45～60分のトレーニングを行い、その内容は猫背姿勢の改善エクササイズから始まり、バランストレーニングや柔軟性トレーニングも含めたトレーニングを行う。全部含めて1回のトレーニングで12種目前後になるかと思います。
以上のような取り組みは一つの例で、フィジカルラボ銀座ではお客様お一人お一人のライフスタイルなどにも合わせてアドバイスやプログラム作成を行います。
どうしたら良いか迷った際は、ぜひ一度フィジカルドックやパーソナルトレーニングを受けにいらしてください！
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