アスレティックトレーナーの孫田です。
先日、出張で新潟に行ってきました。ちょうど行く前日から雪が降ったようで、着いたときには雪が積もっていました。(寒かった…けど-3℃の中少しランニングもしちゃいました。
新潟医療福祉大学の熊崎先生にお招きいただき、アスレティックトレーナーを目指す学生さん相手にセミナーをさせて頂きました。
テーマは「下肢のアスレティックリハビリテーション」でした。専門用語だとなんだそれ??ですよね。
下肢とは? 両脚、股関節から先のことで、解剖学の用語です。我々トレーナーの世界では下半身のことをこう呼びます。
アスレティックリハビリテーションとは? リハビリテーションとは一般的な言葉かもしれませんね。そこにアスレティックという言葉が着くと、もう少し運動の強度が上がった、
ダッシュやジャンプなども含めたリハビリのことをこう呼びます。定義としては
「スポーツの活動に支障を来すあらゆる身体的な不具合を改善するための働き」と定義されています(文光堂、スポーツアスレティックトレーニング学より)。
ということで、脚に関するスポーツ選手用のリハビリに関してのセミナーということになります。そうは言っても範囲がかなり広いので、
今回は膝の靭帯損傷の手術後のリハビリを中心のテーマにしてセミナーを行いました。
- 手術直後にどのようなことを考える必要があるのか?
- どのような評価が重要なのか?
- その後にはどのようなエクササイズをするのか?
- 予防のためにはどのようなことが必要なのか?
など一つのケガでも多くの知識が必要になります。実技も交えながら行い、学生さんたちも積極的に取り組んでくれたので、いい雰囲気で進めることができました。
またホンジュラスでの経験、チーム帯同の経験などもお話させてもらいました。
その後は懇親会まで開いてもらい、そこではセミナー内では出なかったディープな質問もたくさん出てきました。なかなかここまでじっくりと学生さんとお話する機会も多くは持てないので、様々な学生さんの思いを聞いて新鮮な気持ちを思い出させてもらいました。
新潟医療福祉大学の皆さん、このような貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました!!