【ブログ】コロナウイルスへの対策

新型コロナウイルスのニュースが毎日報じられていますね。

中国中部・武漢の市場で発生したコロナウイルスは日本を含め世界各国で発症され、

日本には多くの中国観光客が訪れるので不安があると思います。

健康管理もトレーナーの役割の一つである為、新型コロナウイルス(2019-nCov)について対策法などをご紹介します。

 

まずコロナウイルスについてですが、コロナウイルス自体は今までも存在しており、人に感染症を引き起こすものはこれまで

6種類知られていて、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-Cov(通称サーズ)とMERS-CoV(通称マーズ)以外は

感染しても通常の風邪などの重度ではない症状にとどまると言われています。

現在問題視されているコロナウイルスはWHOによって2019-nCoVと定義され、1月24日にLancetに出された論文によると以下の症状が見られるとのことです。

 

【2019-nCoVの症状と統計】

  • 発熱(98%):その内の最高温度は38.1℃~39.0℃が最も多い(44%)
  • 咳(76%)
  • 筋肉痛または倦怠感(44%)
  • 喀痰(28%)
  • 頭痛( 8%)
  • 喀血( 5%)
  • 下痢( 3%)
  • 呼吸困難(55%)

 

以上の項目を見ると、通常の風邪やインフルエンザなどと似たような症状であることがわかります。

それでは、感染しないためにどんなことに気をつけるべきなのかをCDC、厚生労働省、WHOを参考にお伝えしていきます。

 

≪やるべきこと≫

  • 石鹸と水で20秒以上手を洗う。石鹸と水がない場合はアルコールで消毒する。
  • 病気のときは外出せずに家にいる。
  • 咳やくしゃみをする際はティッシュで覆いすぐに捨てる。
  • 頻繫に触れる物や表面はきれいにして消毒する。

≪気をつけること≫

  • 洗っていない手で口元や鼻、目に触れない。
  • 病気の人との密接な接触を避ける。
  • 咳やくしゃみをする際は手で抑えずにティッシュや肘で抑える。

 

現在のところ、2019-nCoV感染を防ぐワクチンはない為、感染を防ぐために以上のことを心がけましょう。

マスクも推奨されることが多いですが、マスクの網目(市販のマスクは10~100㎛)は2019-nCoV(60~140㎚)より大きく、

マスクをしていても素通りに近いような状態です。

ですがマスクの効果が全くないということではなく、マスクを着用することで口元を触らなくなることや咳などをした際に

飛沫が飛び散ることを防ぐことができるといった効果は期待できそうです。

(マスクを長期間着用することで、推奨されている予防方法を守らなくなっていくという研究結果もあるので気をつけましょう)

 

私たちフィジカルラボ銀座では、インフルエンザや風邪の対策も含め、手指を消毒するアルコールを店内に設置しました。

また、フィジカルドック®やパーソナルトレーニングで使用した道具はセッション後にアルコール消毒しております。

マスクも置いてありますので必要な際はお声掛けください。(体調が優れない際は無理せずご相談ください)

 

イギリスの国民保険サービスはウイルス感染を防ぐ方法として三つ上げていますが、

  • ぬるま湯と石鹸で定期的に手を洗うこと
  • なるべく目や鼻を触らなこと
  • 健康的な生活を維持すること

が上げられています。いま一度、睡眠や食生活、運動習慣も見直してみましょう。

ニュース一覧へ戻る