こんにちは。
銀座のパーソナルトレーニングスタジオ「フィジカルラボ銀座」の菅原果穂です。
今回は、4月20日の「腰痛ゼロの日」(4よう・2つう・0ゼロ)にちなみ、腰痛を未然に防ぐための
・腰痛リスクチェック
・予防エクササイズ
をご紹介します。
厚生労働省の2022年国民生活基準調査によると、症状別有訴者率で男女とも腰痛が一位、国民病とも言える状況です。
あなたも日ごろから、知らず知らずのうちに「腰に負担がかかる動作」をしているかもしれません。
そこでまずは、ご自宅で簡単に行える「腰痛リスクチェック」をしてみましょう!
今回ご紹介するチェックは、日本整形外科学会が推進している「ロコモ度テスト」の中の「2ステップテスト」を活用しています。
ロコモティブシンドロームと腰痛、2つのリスクを同時に知ることができるので、一石二鳥です!
ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトはこちら
2ステップテストの方法・腰痛リスク動作チェックはこちらをご覧ください。(Youtubeでご確認いただけます。)
ご家族や周りの方に見てもらったり、動画に撮ったりして確認してみてください。
2ステップテストの際、「こんな体勢になっていたら腰痛リスクあり!」という要注意フォームが2つあります。
反り腰:次のステップにうつるときに腰が反れてしまう
【原因】太ももの後ろやお尻の筋肉で体を支えられない、腹部の筋力不足でお腹が前に出てしまう
自分の体重を支えられるだけの足やお尻の筋力があると、しっかり進む方向に向かって体重を乗せ、支え、安定することができます。
しかし、それができないと、「足に体重が乗せられないけど、前に進みたいのでお腹を前に出してしまう」という動きの代償が出ます。
そうすることで、腰が過剰に反れてしまい、腰に負担がかかります。
逃げ尻:着地した時にお尻が外側に逃げてしまう
【原因】お尻の横の筋肉で支えられない
こちらも反り腰と同じように前足の、とくにお尻の外側「中殿筋」の筋力不足が考えられます。
一歩出した際に、前足に体重は乗せたものの、自分の体重を支えて立ち上がることができない!となると、お尻が外側に逃げてしまいます。
そうすることで、身体が横に倒れる動きが出てしまい、腰に負担がかかります。
このテストのように「大股で歩く」ということは日常生活では少ないかもしれませんが、片足に体重を乗せる動き自体は、「走る」・「階段を上る」といった日常動作で繰り返し行われています。
そのため、この日常動作を正しくないフォームで続けていくと、現在腰に痛みを感じていなくても今後腰痛を引き起こしてしまう可能性があります。
ぜひ対策エクササイズで、フォームが崩れてしまう原因から改善していきましょう。
【反り腰の方へオススメ:スプリットポジションニーアップ】
【逃げ尻の方へオススメ:サイドブリッジ】
もしも腰の痛みや違和感が出てしまった場合は無理に行わず、お近くの医療機関、もしくはフィジカルラボ銀座でご相談くださいね。
また、腰痛の原因は様々です。
自分自身の腰痛の原因や身体の状態を詳しく把握したい方、病院では問題ないと言われたけれど慢性痛や再発を防ぐ運動を知りたい方には、
フィジカルドックスタンダードがオススメです。
ぜひ人間ドックのように、肉体の定期健診としてご利用ください。
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フィジカルラボ銀座では、医・科学的な専門知識を持つトレーナーによる、プロ仕様のインボディや画像分析システムと、
「人の手」を組み合わせた身体機能評価「フィジカルドック」をご提供しています。
問題の原因と改善ポイントを明確にした上で、ご自宅や通っているジムで続けられる最適な運動メニューを作成・指導。
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