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座っている時間が長いほど病気になりやすい?

タバコ、過度な飲酒、塩分の摂りすぎ、これらが身体に悪いということは周知の事実ですよね。

 

その中で、コロナ禍で増加したとも考えられる、身体に悪い行動をご存知ですか?

 

実は『座っている時間の長さ』というのも不整脈や脳卒中などの循環器系疾患のリスクになるということが明らかになっています。

 

今回は座ってる時間と循環器系疾患との関係性を示したデータと、その対策について紹介していきます。

 

Warren et al., 2010

Sedentary Behaviors Increase Risk of Cardiovascular Disease Mortality in Men(2)

 

研究方法

 

被験者:健康診断で病院に来院した男性7744人

 

生活習慣に関するアンケートを実施し、その後の病気の発症等を21年間追跡調査

追跡調査開始時にすでに病気であったり、データが不足していたものは除外

 

結果

 

21年間で死因となった循環器系疾患を患わなかった被験者:7367人

合計座位時間:17.7±10.6時間/週

 

21年間で死因となった循環器系疾患を患った被験者:377人

合計座位時間:19.1±10.3時間/週

 

2群間の合計座位時間に有意な差あり(p<0.05)

 

※合計座位時間・・・テレビをみたり車に乗ったりしている時間の合計

 

また、合計座位時間別の死因となった循環器系疾患を発症した人の割合を算出したところ、

時間が増えるほど発症の割合が増えていることも観察されました。

 

この研究から分かること

 

この研究では座位時間が長いほど死因となった循環器系疾患にかかっている人が多い傾向が確認されました。

 

座位時間が多い=身体活動量が少ないということが循環器系疾患のリスクになっていると考えられます。

 

この研究では車に乗っている時間の長さ単体で見た時も循環器系疾患の発症との関連が報告されており、

日本においては車社会である地方のほうがリスクが高いとも考えられます。

 

実際、厚生労働省の調査でも、都道府県別の1日の歩数は男女ともに1~3位は兵庫県、東京都、神奈川県といった都市部であることが報告されています(3)。

 

しかしながらこれはコロナ禍以前のデータであり、テレワークが普及してきた現在ではどうでしょうか?

 

もともと通勤のために歩いていた歩数に相当するほどの運動量は確保できていますか?

 

もしも運動量が減っていて座っている時間が増えているようであれば、意識して運動する機会を確保したほうがいいかもしれませんね。

 

テレワークが多い方は朝の通勤時間分の余裕が生まれているのであれば、毎朝ジョギングをしてから仕事に取り組むのも良いでしょう。

 

朝のジョギングは運動量を確保できるだけでなく、その後の認知機能の向上の効果も期待出来るので(1)、

仕事のための頭のスイッチも入って一石二鳥でおすすめです。

 

早起きが苦手なかたは、仕事終わりにジムに行くでも良いですし、1人で淡々と運動をするよりも仲間と身体を動かすのが好きな人は、

週末に数人で球技スポ―ツをするでも良いでしょう。

 

活動量が落ちていると感じたら、まずは自分の出来そうな運動習慣から取り入れていってみてください!

 

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フィジカルラボ銀座では医・科学的な身体機能測定「フィジカルドック」で問題の原因と改善ポイントを明確化した上で、

最適な運動メニューを作成・指導し、フィードバックによってご自身で続けられるようにサポートしております。

 

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©Physicl lab Co.,Ltd. 2021

 

参考文献

 

  1. Best, JR. Effects of physical activity on children’s executive function. Dev Rev 30, 2010.Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3147174/pdf/nihms311002.pdf
  2. Warren, TY, Barry, V, Hooker, SP, Sui, X, Church, TS, and Blair, SN. Sedentary behaviors increase risk of cardiovascular disease mortality in men. Med Sci Sport Exerc 42: 879–885, 2010.
  3. 厚生労働省 都道府県別の肥満及び主な生活習慣の調査