【リサーチ】茶カテキンの継続的な摂取が有酸素能に及ぼす影響

みなさんは、普段運動をしながら、どのような飲料を口にしていますか?

せっかく身体に入れるものだからこそ、運動するお身体にとってポジティブな効果が見込めるものを摂取したいものですね。

本日は、茶カテキン(緑茶に多く含まれる成分)が身体の有酸素能力に及ぼす影響についての研究を紹介します。

Daily consumption of tea catechins improves aerobic capacity in healthy male adults: a randomized double-blind, placebo-controlled, crossover trial

Ota et al., 2016

【研究デザイン】

●被験者
16名の成人男性

●群分け

プラセボ群(非介入群)

茶カテキン群(介入群)

●介入期間

8週間毎日茶カテキン(500ml)を摂取

●介入運動

軽度のバイクエクササイズ(週に2回×8週間継続実施)

*運動実施した場合、一時間以内に茶カテキンを摂取させた。

●比較項目
・最大酸素摂取量(単位時間にどれだけ酸素を摂取できるかの指標)

換気性作業閾値(二酸化酸素排出量が急激に増大する値)

・下肢の筋力

筋酸素化ヘモグロビン/ミオグロビンの回復率

【結果】以下、統計的に結果が出たもののみ掲載。

●換気性作業閾値

8週後、カテキン群(介入群)は介入前よりも換気性作業閾値が増大した。

●筋酸素化ヘモグロビン/ミオグロビンの回復率

8週後、カテキン群(介入群)は介入前よりも筋酸素化ヘモグロビン/ミオグロビン回復率が増大した。


【この研究から分かること】

茶カテキンの継続な摂取は、軽運動と併用することで有酸素能が高まることがわかった。


これらの見解も参考にしながら、普段の運動に加えて、摂取する飲料にも気を配ってみてはいかがでしょうか?

参考文献

Ota N, Soga S, Shimotoyodome A.:Daily consumption of tea catechins improves aerobic capacity
Daily consumption of tea catechins improves aerobic capacity in healthy male adults: a randomized double-
blindplacebo-controlledcrossover trial. Biosci Biotechnol Biochem.  80(12):2412-2417, 2016.

執筆責任者:高橋将